• NAME :
    H. SAYAKA
  • OCCUPATION :
    設計職
  • JOINED YEAR :
    2001年
  • DEPARTMENT :
    松山営業所 松山CADセンター
  • EDUCATION :
    建築科

Q&A

  • 動機

    両親が建築関係の仕事をしていたので、中学生の頃から住宅やインテリアに興味がありました。何となく将来はそういった分野の仕事がしたいと思い、建築科のある高校へ進学。そこで製図やCADの技術を学びました。卒業後、就職先でも学んだことを活かしたいと思い、建築の施工管理を希望していましたが、あいにく当時は募集がなく。困っていたところ、就職担当の先生からサンテックを紹介されたのです。志望していた建築分野ではありませんでしたが、学んだ知識が活かせること。また高校の先輩がいたので安心できると思い、入社しました。

  • 仕事内容

    私が所属する松山CADセンターは、全国各地から依頼される施工図の作成を専門に担う部署です。図面作成は現場の施工管理者のみならず、我々CADセンターが図面作成を担うプロジェクトも多くあります。図面は工事の工程ごとに必要となるため、多い時は数百枚におよぶことも。その作成にあたっては、お客さまの要望や工期といったさまざまな情報を現場にヒアリングしなければならないため、CADの技術や製図の知識だけでなく、コミュニケーション能力も欠かせません。また、図面以外の工事に関連したさまざまな資料も作成しています。

  • 苦労

    依頼がすべて完了した時に「またお願いしますね」と言われたり、実際にまた依頼をされたりすると嬉しいです。私自身が図面を作成することもありますが、今は部下を教育する立場でもあるので、そうしたリピートがあると若手がきちんと育っており、組織としての価値が証明できていると実感できます。
    大変なのは組織として、誰がつくっても同じ品質の図面を提供できるようにすることです。ベテラン社員と若手社員が書いた施工図で差が極力出ないように、できるだけ一緒に図面を見ながらアドバイスすることを心がけています。

  • 今後目標

    建築業界では今、図面の作成を3D化する動きが加速しています。そうした流れに伴って、電気設備の施工図もこれからは3Dで作成することが主流となるはず。新たな技術を習得し、組織に浸透させることが私の役割でもあり、目標でもあります。また個人的には今後、さらに現場に関わっていきたいですね。建物をつくる最初から最後までを現場できちんと見ることで、図面作成にも活かせることがあると思っています。現状に満足せず、取れる資格にはどんどんチャレンジしながら、プロとしての道を追求していきたいです。

SPRIT

陰ながら抱く想い

施工図をつくるうえでは、できるだけ建物に関わるすべての人のことを想像するようにしています。例えば、設計者はこの建物をどんな建物にしたいのかや、なぜこんなレイアウトなのか。また、どういった施工図であれば現場が作業しやすいかや、どうすれば将来使う人にとっても良い建物にできるかまできちんと考えることで、施工図の品質を高めることができると思っています。同じ建物や現場は一つとしてありません。各現場の条件や色んな人の目線を想像しながら、それらを図面に反映させています。また、図面は人に情報を共有するためのツールでもあります。だからこそ、正確で見やすく理解しやすいものにすることも大切。松山CADセンター全体で、現場のニーズを汲み取った図面がつくれるよう、グループの技術力も高めていきたいですね。

EPISODE

私が光った瞬間

改修工

入社10年目に現場へ常駐したことは良い経験でした。それはある物件の改修工事の現場だったのですが、実際に建物がつくられているのを見ると、色んな人が関わっていること。また施工管理の担当者が本当に忙しい中、私たちに施工図作成の依頼をしてくれていることを実感できました。そして、そうした現場の様子を見るうちに、私としても分かりやすい施工図をつくることで、彼ら・彼女らをサポートしたいという想いが芽生えてきたのです。それまでは、ただ求められたことをこなすだけでしたが、実際にどんな会議が行われて図面が承認されているのか。また現場の職人の方々はどんな風に施工図を見ているかなどを知ることができてからは、仕事への向き合い方が変わりました。図面をつくるうえで必須ではないけれど、職人さんが持つ資格を取得したり、施工管理者の状況を想像したりと、なるべく現場の目線に立って施工図をつくろうと考えるようになったエピソードです。

COLUMN

サンテックの1日

設計職の1

  • 8:30

    図面確認等

    各現場担当者からの連絡事項や事業所メンバーの業務状況を確認。

  • 9:00

    図面作図

    確認した内容について、現場担当者と電話またはZoomにて打ち合わせ。

  • 12:00

    同僚と一緒に持参したお弁当を食べ、午後の業務に向けて気分転換。

  • 13:00

    図面作成図面

    作図業務。複数の物件を担当している場合は、計画的に作図を進める。また、若手の図面も確認。

  • 17:00

    週末はグループ全体の業務進捗報告と翌週に向けての予定の確認を行い、翌週に向けて準備。

  • 18:00

    退社