協力会社を含めて朝礼を行い、その日の作業内容や注意点を全体で共有。
異国の地で、日本品質の
ものづくりに挑戦する。
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NAME :Y. YUKI
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OCCUPATION :施工管理職 [電気/機械]
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JOINED YEAR :2011年
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DEPARTMENT :国際事業部 東京支店
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EDUCATION :工学部 機械工学科
Q&A
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入社動機
私が就活をしていた頃は、就職難と言われる時期でした。そのため、ものづくりに携わりたいと思い、メーカー企業を見ていましたが、なかなか志望先を見つけることができませんでした。そんな時に親戚の人が電気設備の仕事をしていたことを思い出し、調べてみると、実家の近くにサンテックという会社を見つけました。これも何かの縁だと思い、説明会に参加してみると東京にも拠点があったり、海外実績も豊富だったりと規模が大きい会社だと知って選考に参加。最終的には、インフラを手がける事業の安定性を決め手に入社をしました。
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仕事内容
国際事業部にて海外における電気設備と機械設備、2つの工事の施工管理を担当しています。主な業務は現地にある日系ゼネコンへの営業活動や、工事が始まる前の見積作成と現地の職人のスケジュール調整。また、工事が始まってからは施工図の作成や現場の安全管理、工程管理と品質管理などを行っています。また、現地拠点でサンテック社員として働くスタッフのマネジメントも仕事の一つ。現地スタッフも職人の方々も全員、外国の人たちなので、基本的なコミュニケーションはすべて英語で行っています。
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やりがいと苦労
この仕事をやっていて良かったなと実感するのは、自分が関わった建物の電気が初めて点灯する瞬間です。数ヵ月から数年かけて携わった建物がようやく完成する。その時の達成感は本当にひとしおです。この瞬間があるからこそ、今も施工管理という仕事を続けられていると思いますね。
一方で苦労するのは、やはり現地の人たちとのコミュニケーションです。特にお互いに英語が母国語ではない場合、意思疎通がうまくできないことが多々あり、細かいニュアンスまで伝えられない時にはもどかしさを感じます。 -
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今後の目標
入社してからこれまで、ほとんどの期間を海外で過ごし、現地における工事の進め方はある程度理解することができました。そんな今だからこそ、日本国内における工事の方法をきちんと知っておくことが大切だと感じています。現地でも日本と同じ品質を求められることがあり、そうした際にきちんとお客さまの要望に応えられるよう、技術力と知識の向上が私の目標です。あとは、後輩の育成もしていきたいですね。今は海外支店などから日本本社に現地社員が来ているので、彼らに教えられることは教えて、母国で活躍してほしいと思っています。
SPRIT
陰ながら抱く想い
現場をひとつのチームにしたい
この仕事を一人ですべてこなせる人はいません。現場にいる全員で助け合わないと、成り立たないのです。だからこそ、現地スタッフとのチームワークは何よりも大切にしています。施工図をつくる、現場の職人さんに指示を出してフォローする、そのフォローする人たちをマネジメントする。そういった役割分担をきちんとするようにしています。また、スタッフから信頼してもらうことも心がけることの一つ。「この人についていこう」と思ってもらえるよう、例えばスタッフがミスをしてお客さまにお叱りを受ける場面でも、きちんとフォローすることを意識しています。そうして信頼してもらえれば、現場とも絆が生まれ、工事がスムーズに進捗する。国内外を問わず施工管理という仕事では、チームの一体感をいかにつくるかが重要だと思っています。
EPISODE
私が光った瞬間
主担当の難しさを実感した海外案件
入社4年目に機械設備の施工管理を担当したパキスタンの病院建設が、最も印象に残っています。その案件で初めて、施工図作成や資材の手配・輸入、さまざまな管理など、やるべきことをすべて一人で行ったからです。もちろん、その前にも海外での現場は経験していたのですが、側から先輩の仕事を見ているのと、メイン担当として仕事を進めるのとでは、こうも違うものかと思いました。さらに、現地の治安があまり良くなかったので、普通の暮らしを送るのもひと苦労。セキュリティの人を車に乗せながら、移動する生活でした。仕事でもプライベートでも苦労はしましたが、一緒にいた電気設備を担当するベテラン社員さんに助けてもらいながら、何とかこの現場を進捗させることができました。本当に心の支えでしたね。それでも、最後に建物に光が灯るとやってきて良かったなと思えたんです。やっぱりその瞬間のために私たちは働いていると感じました。
COLUMN
サンテックの1日
施工管理職[電気/機械]の1日
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8:00
出社・朝礼
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8:30
現場の進捗確認・指示出し
朝礼後は各現場を巡回し、昨日の作業進捗を確認。その際、必要に応じて指示を出す。
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12:00
昼休み
昼休みはお弁当を食べることもあれば、近くの日本食屋まで足を運ぶことも。
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13:00
現場関係者と打ち合わせ
協力会社の方々と今後行う作業をすり合わせ。効率的に作業を進めるため、意見を交換。
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15:00
図面修正・書類作成
現場に細かな作業内容を共有するため、技術部が作成した図面をより詳しい内容に修正。
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17:00
現場の進捗確認・指示出し
各現場を巡回して進捗状況を確認し、ミスの防止や職人の方の疑問解消に努める。
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19:30
翌日の予定確認・準備
退社の前は必ず次の日の予定を確認したうえで、必要な資材や資料がある場合は準備を行う。
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20:00
退社
退社後は家でゆっくり過ごすことが多い。時折お客さまや協力会社の方々と食事へ行くことも。